保護者の声

2020年度、2022年度、2025年度
卒園生保護者 磯上有菜

 

 

「幼稚園は近い方がいい」
そう思っていました。

 

まだ一歳の下の子を連れて、自転車と電車で往復1時間以上かかる送迎。
周りからも「近所が一番」と心配され、私も迷っていました。

 

それでも、見学に訪れたときの光景は忘れられません。

 

温かい先生方の笑顔。

木のぬくもりに包まれた園舎。

広い園庭をのびのび駆け回り、自然あふれる森で探検する子どもたち。

 

その場所に立ったとき、一瞬で心がときめきました。

「もし子どもに戻れるなら、自分もここに通いたい!」

 

その気持ちを後押ししてほしくて、不躾ながら先生に尋ねました。
「親愛幼稚園に通ったら、他の園より得られるものがあるのでしょうか?」

 

 

先生は穏やかに答えてくださいました。

 

「親と離れて過ごす中で、初めて出会う大人に愛される。その経験はとても大事です。自分が大切な存在だと感じられるようになり、人を信じる力や思いやりの心が育ちます。

愛情いっぱいに包まれた親愛幼稚園の子どもは、とても優しいんですよ」

 

その言葉を聞いたとき、胸がじんわり温かくなりました。

「一番大切なものは、ここにある」

 

 

それから八年、三人の子どもがお世話になりました。

 

親子で歌いながら自転車をこいだ朝、

電車で眠った子を抱っこして歩いた帰り道、

四季折々の花や虫との出会い。特に夏のセミの大合唱は鮮烈!

寄り道ばかりの送迎のおかげで、かけがえのない大切な思い出が増えました。

 

園では、先生方が子どもたちの良いところを見つけ、気持ちに寄り添ってくださいました。

子どもたちの「やってみたい」を尊重してくださる姿が日常で、

「子どもから教わることがたくさんあります!」と目を輝かせて話す先生方から、私も多くを学びました。

 

園のお母さん方とも一緒に悩んだり、大笑いしたり、ほっと和んだり。ママ友の輪に気後れしてしまう私でも、ここでは居心地よく過ごすことができ、感謝の気持ちでいっぱいです!

 

 

また、自然豊かな広い園庭も魅力です。

 

私が世界一美しいと思うイチョウの木。

秋には葉を集めて花束を作ったり、お布団のように寝転んだり。

黄金色に包まれた世界で夢中で遊びこむ子どもたちを見て、

「なんて豊かな時間だろう」と思わず感動してしまいます。

 

 

どんなに時代が変わっても、親愛幼稚園には「子どもがまんなか」の保育があります。子どもたちはその温かな環境の中で、心も身体も満たされ、どの子もいいお顔をしています。

「だいすき!」と屈託なく伝えてくれるのも、愛を知っている親愛っ子ならでは。

 

ここで育まれた心の根っこは、これからの人生でも、きっと子どもたちを支えてくれるでしょう!

 

三人の子が通った今、私も心からそう感じています。