【12月の聖句】救い主がお生まれになりました
「救い主がお生まれになりました」
12月になりました。朝、すごく寒い日もあります。みんな風邪をひくことなく、元気に過ごしてくれたらとお祈りしています。
幼稚園の中を見てみると、クリスマスの準備がいろんなところに見られます。飾り付けがしてあったり、また前には3本のロウソクが並んでいたり。ところでみんな、クリスマスって何の日か知っていますか。
クリスマスはイエス様がお生まれになった日です。神さまは僕たち、わたしたち一人ひとりのために、イエス様をお与えになってくださいました。だから僕たち、わたしたちの心の中にはいつもイエス様がいてくださるんです。
今日はそのイエス様がお生まれになったときのお話をしたいと思います。イエス様がお生まれになったのは、今から2000年も前のことでした。みんなの救い主です。そのうれしいお知らせは、最初に誰に伝えられたでしょうか。王様かな。お金持ちかな。
実はそのお知らせ、みんなのために救い主がお生まれになるよっていううれしいお知らせは、真っ先に野原にいる羊飼いさんたちに伝えられました。真っ暗な夜です。羊飼いさんたちは野原で羊の番をしていました。そこがいきなり光り輝いて、天使たちがやってきた。羊飼いさんたち、うれしいお知らせだよって、伝えてくれたのです。
でも羊飼いさんたちって、お金持ちでもなければ、立派なおうちに住んでいるわけでもありませんでした。住む所もなければ貧しくて、生きていくのが精一杯だったんです。また周りの人たちからは馬鹿にされ、のけ者にされていました。毎日とっても悲しくって、つらくって、神さまにお祈りするのもやめてしまった。
そんな羊飼いさんたちのことを、神さまは忘れてはいませんでした。神さまはそんな羊飼いさんたち、他の人から見たら「何だ?」というような人たちのことを、とっても大切に思っておられるのです。
僕たち、わたしたちも、神さまから見たら、小さな小さなひとりひとりです。でも神さまはいっぱい、いっぱい愛してくださいます。そのことを喜びましょう。そしてクリスマスには、イエス様、ありがとう!、神さま、ありがとうっていっぱい言いましょうね。