年長組にとって、幼稚園最後のあるく遠足です！

春日大社参道や、柳生街道、滝坂の道を通って若草山を目指す１４キロの道のりを歩きます。

登園した子どもたちは、礼拝堂にみんな揃ってお祈りをし、エイエイオー！の掛け声とともに「いってきまーす！」と元気いっぱいに出発しました。

柳生街道に入ると、今まで歩いてきたコンクリートの道とは異なり、山道が続きます。

朝日観音や夕日観音、変わった形の木や切り株などを見ながら、どんどん進んで行きます。若草山へ繋がるドライブウェイが、台風の影響で通行止めになっていたため、折り返し、地獄谷新池のところでお弁当を食べました。

帰り道、滝坂の道を再び歩きましたが、行き道に見えた風景とはまた異なり、「川の近くに目印がある！」などと、新しい発見をしながら楽しく歩きました。

中には、幼稚園を目指して歩く途中、「ぼくが持ってあげるわ！」と、一緒に歩いている友だちのリュックサックを下から持ち上げながら助け合って歩いたり、「がんばれ！」と声を掛け合ったりする姿が見られました。

無事幼稚園に到着した後は、保護者の方に見守られながら、園長先生より特別な『ごほうび』を受け取りました。

みんなで励まし合い、自分の足でしっかりと歩ききったことが、これからの大きな力となることを願っています。