年長の子どもたちが保護者の方をご招待してお茶会を開きました。７月から月に１度、畳の歩き方、お茶の点て方、ご挨拶などのお作法を学んできました。ドキドキしながらも教わったお作法通りにしようという健気で真剣な子どもたちの姿がありました。保護者の方々は子どもたちの様子を微笑ましく見守ってくださり、終始温かい雰囲気でした。

１年間お作法を学んだ証として、おしるしをお茶の先生から渡していただき、１人ずつお返事をしてお辞儀をする姿はとても逞しく見えました。おもてなし中は少し緊張した表情をしていましたが、終わった後はほっとしたようで、保護者の方がいつものお茶のおけいことは違う上生菓子を食べられているのを見て「私たちの分もある？」と羨ましげに話していました。最後のお茶のおけいこの時に食べられることを知ると、大喜びの子どもたちでした。

お茶のおけいこを通して日本文化に触れ、経験したことが子どもたちの糧になることを信じています。ご参加してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。