【10月の聖句】互いに励まし合いなさい

「互いに励まし合いなさい」

 

 

 この前の親子礼拝、おうちの方と一緒のお礼拝は9月の最初の土曜日でした。そのときは、まだ礼拝堂は少し狭く、鉄の棒やらねずみ色のおおいやら、そのようなものがありました。

 

 子どもたちはもう何回か、この広い礼拝堂でお礼拝しましたが、こうやっておうちの方と広い礼拝堂でお祈りするのは、やっぱりいいものだなと思います。そして今日のお話ですが、みんなが声を合わせて言ってくれた「互いに励まし合いなさい」というお話をしたいと思います。

 

 「励ます」って少し難しい言葉です。どんな意味かなって調べてみると、「気持ちが奮い立つようにする」って書いてありました。それから「元気づける」っていう意味も書いてありました。

 

 みなさんは、どんなときに元気になりますか。おいしいものをたくさん食べたとき。いっぱい体を動かして遊んだとき。でも寂しい時や悲しい時、涙があふれているときには、どのようになったら元気になりますか。

 

 先生は思います。みんなのことを大好きな誰かが、みんなのそばにいてくれる。そうすることでみんなは一番元気になるのだと。悲しんでいるときに、「どうしたの?」って声を掛けてくれる。涙が出ているときに、一緒に泣いてくれる。

 

 「互いに励まし合いなさい」、それは、みんながお友達のそばにいて、元気づけることです。おうちの方々と一緒にいて、元気いっぱいになることです。そして神さまがいつもいてくれることを知り、その元気を周りの人たちに分けてあげることです。

 

 みんなで手を取り合いながら、「大丈夫だよ」、「そばにいるよ」、「お祈りしているよ」と言い合える、そしてその真ん中におられる神さまを感じ、歩んでいけるととっても嬉しいことだと思います。