【6月の聖句】光の子として歩みなさい。
「光の子として歩みなさい」
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、幼稚園は4月、5月と休園していました。そのため親子礼拝もお休みしていましたが、今日、久しぶりにみんなでお祈りすることができます。とてもうれしいことです。
さて、今月の聖句「光の子として歩みなさい」という言葉について、お話ししたいと思います。光の子っていうと、みんなはどのような子どものことだと思いますか?ピカピカといつも光っていて、カッコいいし、すてきな子どものことを思い浮かべるかもしれません。
もしそうだとすれば、先生は少しキツイなぁって思ってしまいます。だって自分の嫌なところとか見せたくないところ、隠しておきたいところがいっぱいあるからです。自分がピカピカだったら自信をもって「光の子として歩んでいるよ」って言えるけれども、そうではないんですね。じゃあ神さまは、できないことをお命じになっているのでしょうか。
この前、夜に外を歩いていました。きれいな月が辺りを明るく照らしていました。その光を見ながら、昔、先生が小学生のころに聞いて、ビックリしたことを思い出していました。お月様って、自分で光っているのではなく、太陽の光が月に当たって、それが明るく光っているように見えるそうです。
おうちに鏡ってあると思いますけど、それに懐中電灯の光を当てたら、その光が他のところも照らしてくれる。それと同じだと思います。でも先生は、もう一つビックリしたんですね。それは月って、鏡のようにピカピカではなくて、デコボコしているってことです。
デコボコしていても、太陽のすっごい光を受けて、月は明るく輝きます。光の子というのも、そのようなものかもしれません。僕たちわたしたちには、神さまからたくさんのお恵みが与えられています。少しぐらいデコボコがあっても、人と違うところがあっても、全然関係ないほど、神さまは大きな愛で僕たちわたしたちを包み込んでくださるのです。
その中に包まれて歩むこと、それが「光の子として歩む」ということです。神さまの豊かな愛を感じながら、毎日を過ごしていきましょう。